

さ~て、映画の方ですが、、、「フツア族」という部族が登場する。コミュニケーションにテレパシーを使い、独自の神を崇めて、その神は卵を残して死んでしまい、彼らの体からは鱗粉のような分泌物が出ている、そして部族の巫女のような存在の双子の彼女たち「マイナ」と「ミアナ」。もうここまでいくとゴジラを知る者なら、「モスラ」とインファント島の部族、そして「小美人」を思い出すだろう。 彼女らは人間サイズですが、不思議な力を持ってるところは小美人と同じで、今後は歌うシーンなどもあるのだろうか。今回のサブタイにもなってる「決戦機動増殖都市(メカゴジラシティ)」は工業プラントみたいなデザインですが、これ自体が全てを取り込んでしまうようなナノメタルの怪獣というイメージでした。合理的なビルサルドの精神が形になったような怖さのようなものも感じます。自分はデビルガンダムに取り込まれたネオジャパンコロニーを思い出した。頭部のみが確認できる「メカゴジラ」は超巨大ゴジラによってメカゴジラシティが木っ端微塵に吹き飛んだので、ついに日の目を見ることは無かったですね、、残念。パワードスーツ「ヴァルチャー」。このてのロボット兵器はアニメならではの存在ですね。メカゴジラシティが生み出した“虎の子の兵器”といったところでしょうか。それだけに乗り手を選ぶ機体で、さらに乗ってるとヤバい事にもなりますが、機動性が尋常じゃないので「スゲー!」の一言でした。ハルオが倒した「ゴジラ・フィリウス」は体高50m、体重1万t。でもこの超巨大ゴジラ「ゴジラ・アース」は体高300m、体重10万t。画面では想像しにくいが、300mといったら「あべのハルカス」ですよ!シン・ゴジラでも110m程度で歴代ゴジラの中でも結構デカい方だったのにね(笑)。そのうちスカイツリーぐらいのゴジラも出て来そうですね。そうなったらビルからゴジラと目線を合わせて、「ゴジラさ~ん」なんて陽気に話しかけたり、「でっかい顔して歩くんじゃねぇ、この田舎もんが!」と怒ったり、軍隊式の敬礼したりといった肝の据わった人も見られなくなるかもしれない。「もう何をやっても無駄だ!奴を止める事は不可能だ!」というセリフが昔のゴジラ映画でありましたが、まさにそんな感じのゴジラ再始動のシーンは鳥肌が立ちました。ゴジラ・アースのバーニングゴジラver.といった感じで猛々しいゴジラに震えました。ハルオにとっての大切な存在「ユウコ」との絡みも今作の見所。「ゴジラを倒す」という目的を曲げてまでユウコを救おうとしながら救えなかったハルオは今後どうなるのやら、、、ここがターニングポイントですね。このラストはせつないな~でもユウコもこのまま退場、とはいかないと思うんだが。メトフィエスが語ったエクシフの母星を壊滅させた存在「ギドラ」、フツア族の神、そしていまだ健在のゴジラ、、、役者が揃いそうな第三章「GODZILLA 星を喰う者」は11月公開です。不吉なサブタイと黄金の三首竜の図が期待を膨らませますね。ユウコを失ったハルオの行動も気になりますしね。
とにかく、ドラマパートと戦闘(アクション)パートも満足のいく良い作品でした。
この記事へのコメント
坂の上の蜘蛛
とある星人
この映画を記念して先週の日曜日に「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」をやってたんで見たんですが、最近レディプレイヤー1や今作(アニゴジ)のメカゴジラを見てきたので、特撮版のメカゴジラを見て「やっぱこれだよね」と改めて「本家」メカゴジラを堪能しました(笑)。そういえばメトフィエスがギドラがゴジラよりヤバい存在みたいな事言ってたけど、特撮ではキングギドラはゴジラに負け続きなので、その辺は疑問ですね。でももしかすると“最強のギドラ”が降臨するのかも知れませんね。
nas-nas
とある星人
アニメのゴジラはSFチックな舞台設定で、アニメだからできたスピード感ある戦闘とか画像とかの魅力がありますね。でも私は実写(特撮)のゴジラの方が好みですけどね。